幸せについて。

おばあちゃんが半年ぶりに帰ってきました。半年前は大腿骨頭壊死でほぼ歩けず一日中ラジオを聞きながら寝っ転がっていたのですが、手術とリハビリのおかげで歩けるようになって、帰ってくるなり家の中をひたすら歩き回ってて医学すげーってちょっと思いました。

おばあちゃんは認知症なのですが、もう半年間のリハビリ生活は全部忘れて半年前の延長線上で生活しているようです。昨日は一日中冷蔵庫の整理をして100回くらいご飯が炊けてるから確認してました。体はもう結構元気なので、おばあちゃんの中の世界では結構充実した生活を送ってるんだと思います。そういうさいごも幸せなのかなあなんて考えたりします。

皆さんは認知症の人と生活したことはありますか?身内で認知症の人と暮らすのは経験した人にしかわからない徒労があると思います。愚痴は書いたら尽きないので、ここは逆におばあちゃんの認知症ギャグを紹介したいと思います。

さっきおばあちゃんが隣で炊飯器に話しかけてました。
「どうやったらFM聴けるんだっけ?」

無しか生まれない会話の中でこういうのを拾っていってあげるのが大事なんじゃないかなと思います。それでは良いしゅうまつを。しゅーちゃん