えひめのおばあちゃんち

に来ております。治安が終わってる修羅の街川崎と比べると人がとても穏やかです。でもタトゥーの漁師さんはちょっと怖いです。ちなみに祖父母の兄弟は大体みかん農家なのでタトゥーは入っていません。実は半年前に祖母の妹(以降 大西のおばちゃん)の家が焼けてしまいニュースになりました。怪我人はゼロでしたが結構大規模な火事でご近所にも延焼したりして今はとても住めない感じなので、ちょっと離れた僕の祖母の家の隣に仮住まいしてます。75歳にして生まれ育った家が焼けるというのは想像できないほど辛いと思いますよね。でもこの大西のおばちゃん、なぜかめっちゃピンピンしてます。今朝も祖母の家の犬をまるで自分の犬のようにグイグイ散歩に引っ張っていきました。大西のおばちゃんは山や畑で採れたものを配りまくる、ご近所のお世話係だったようで、火事以降お返しとして支援物資が届きまくっています。田舎だからというのもありますが、他人に良くしてあげていた分、色んな人から助けてもらっているみたいです。半年たった今でも毎日必ずお菓子やら野菜やらでっかい真鯛やら、お祝いくらいの勢いで物を貰ってきては、食べきれないからと祖母の家に分けてくれます。火事で心労どころか太ったらしいです。まさに焼け太りですね。僕も前から口が悪いのをカバーするために、お菓子を買うと大体周りの人に分けて良い人だと思ってもらうようにしてきました。そして大西のおばちゃんを見て、自分のしてきたことは間違っていなかったと確信しました。いざという時に助けて貰えるかどうかは、食べ物を配っていたかどうかで決まるようです。ちなみに火事の原因は不明らしいですが、出火時間に一人で留守番をしていた大西のおじちゃんのタバコが親戚一同から疑われています。明らかに怪しい彼は事件後から沈黙を守っているみたいです。その辺の責任が曖昧なままなのも県民性ですが、果たして沈黙が破られる時は来るのか、今後も目が離せません。これから合宿が続きますが、みなさんも小腹が空いたら僕に言ってください。大西のおばちゃんに繋げます。うおつ