隔年の法則

2020年に入ってからは災難とまでは行かないけれども些細な失敗を続けたり、あるいは本当に死にかけたりといったことを繰り返してしまっています。医学界では自分のミスはすべからく自分が悪いというのが通説ということは広く知られていますが、悪いことが連続したり、逆に良いことが連続したりするのは結構珍しいことではなく、そこには不思議な力が働いているのかと勘ぐってしまいたくなる時もあります。
自分の中ではこの10年間くらいずっとその流れが「隔年」で起こっていて、印象としては西暦の奇数年が「良い年」、偶数年が「悪い年」にあたり、前年の暮れあたりからその年の傾向が現れます。今まで部活や行事で良い結果を出したのはだいたい奇数年で、偶数年は伸び悩む傾向を強く感じます。今年はこの法則に当てはめると悪い方の年になるので確かにその流れは継続していそうです。
こういう人生の中での流れも結局、確率の収束なのだと思います。結果が出なくなる時期は人間誰しもにあることで、それに関しては自分自身ではコントロール出来ないのかもしれない。同じように球を打っても、強いアゲンストの風に跳ね返されるかフォローの風に乗っていくかで、結果は大きく異なるわけです。そんな周囲の状況に惑わされずに、自分でコントロールできる範囲で最善を尽くすということはゴルフから何度も学ばされていますが、きっと普段の生活でもそれは同じで、活躍できるタイミングがやって来た時に最大限の力を出せるように、そうでない時にはいかにそこをイメージしながら、準備しておくか。繰り返される流れをそんなふうにこなしながら、ちょっとずつ成長していき、大事を成し遂げる日が来れば良いかなと、いけ好かない顔で考えております。