大人と子供

大人は夢を諦めて現実を見ることができる人だと思います。子供と言われる人はいつまでも夢見てる人です。
自分は幼い頃、周りの幼い子供から幼いと言われるほどの子供っぷりで尖り散らかしてました。いつもうるさく、じっと出来ず常に走り回り、知らない人に絡み、変な事を言う自分をかっこいいと思い、そしてずっと調子に乗ってました。大それた目標を語り、自分の頭が良い自慢をよくしていました。
中学生になった時くらいから、周りから煙たがれたせいか、無口で笑わない、良い意味で落ち着いた大人っぽい、悪い意味ではつまらない今の僕に成りました。尖るのは恥ずかしいと胸に刻み込みました。
先輩から見た1年生もそんな気がします。新歓で1年生が話題になったり、1年生が幼いと言われがちなのは、大学生活、研究、医者に夢見すぎだからだと思います。医者は肉体労働、医学は頭の良さではなく暗記、共学になっても女子との関わりには慣れず、研究は地味で単純作業の繰り返し、授業は基本面白くないです。

 そんなことを先日、新生活の準備で本棚を整理していたら出てきた幼稚園の卒園アルバムとともに思い出していました。どの写真の僕も、むかつくくらい純粋で満面の笑みで、激しく動いて映り込んでいました。ちょっと眩しいくらいでした。
そのアルバムの最後のコーナーでは園児一人一人が将来の夢を絵とともに綴っていました。僕は自分が何を書いたのか全く覚えていなかったので、気になってしまって無心でページを捲って行きました。
半分を過ぎたくらいの所だったと思います。自分の夢をみつけました。拙い日本語で「ぷろごるふぁー」と書いてありました。
ゴルフやってる間は子供でいても良いかな。

よっしーと