ダグラスと大将

父親と2人でちゃんとご飯に行ったことがない気がしたので、昨日はダグラスと麻布十番の和食を食べに行きました。 大将が目の前でご飯を調理してくれるカウンター席で、お客さんは私とダグラスだけでした。 今回のコースの主人公はたけのこです。たけのこを最初に食べようと思いついたのは誰なんでしょうね〜と大将に語りかけるダグラス。大将は俯きながらたけのこをさばき、おかみさんはさあと微笑んでくれました。私が、豚が最初に掘って食べてたのを人間が真似たんじゃないと適当に言ったらダグラスは納得してくれました。 次に現れた登場人物は山椒でした。山椒好きのダグラスは興味津々でした。山椒が入ってる料理全てに対して、これは山椒のどの部位ですかとしつこく尋ねるダグラス。おかみさんは全ての質問に満面の笑みで答えてくれました。 おかみさんの山椒に関する知識の深さにダグラスは圧倒していました。 どこに行っても質問がやけに多いダグラスですが、こうして毎日新しいことを学んでいて、人生楽しそうでした。私もダグラスを見習って恥じらいを捨てて知りたいことを聞く姿勢を持ちたいと思うディナーでした。