INTERVIEW
2019

新2年REN

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――――2019年インタビューのターゲットは、新2年生のれんです。高校時代ではゴルフ部の主将をやっていたれんは、1年生で新人戦に出場しています!ゴルフが大好きで真面目そうなれん...。インタビューではどんな顔を見せてくれるのか?!――――

去年の春を振り返って

――まず、大学生活についてどのような印象を持っていましたか?

やはり、それまでとは環境がガラリと変わるということで、期待も不安もありましたが、それよりも自分が大学生になっているというイメージが全くつかず落ち着かない春休みを過ごしていたのを覚えています。

――期待や不安といったことはありましたか?

まず大学生活そのものには華やかなイメージがあって、4月からはその一員になれると思うと、自然と胸が踊りました。ただ、内部出身ということで、医学部での最大の不安はやはり『勉強』でした。

――なるほど。実際に医学部生活がスタートしてみてからはどうでしたか?

大学に入っていきなり、各部活の勧誘がスタートしましたが、勧誘期の華やかさは一年を通してみても一番の思い出ですね。本当にたくさんの部活から毎日のように勧誘のメールをいただいて、ワクワクしながら『きょうはどこに行ってみようか』と友達と話していました。

――学年内の人間関係はどんな感じですか?

もともとぼくはあまり特定のメンバーとかたまり過ぎずに、いろいろな人と関わるのが好きなのですが、それでも最初は気心知れた内部生とつるみがちでした。そんな中、同級生のみんなとは、さまざまな部活の勧誘を通じて仲良くなるパターンが多かったです。運動中とかは自然と初対面でも会話が弾みますよね。どの部活も、先輩たちが本当に楽しい勧誘をしてくださるので、交流の輪を広げるという意味でもとても有意義でした。

ゴルフ部の勧誘について

――高校でゴルフ部主将だったってことで、ゴルフ部としては絶対に入って欲しいと思っていました。実際、れんとしてはゴルフ部の勧誘はどのような印象でしたか?

入学式翌日にある勧誘初日イベント『拉致勧』で初めてゴルフ部を見させていただいたのですが、本当に家族のような雰囲気で迎えていただきました。先輩・後輩がお互いにリスペクトしあった中での、くだけた関係がこの部活には浸透していて、それは翌日以降に見た他の部活と比べるとより一層、強く印象に残りました。

――毎年『拉致勧』って名前の勧誘だからみんな緊張するんですよね(笑)。拉致勧でゴルフ部の雰囲気を感じたと思いますが、実際どの段階で入部を決めてくれたんですか?

ぼくは元々ゴルフ経験者ということもあり、春休みのうちからある程度、『大学でもゴルフを続けていくんだろうな』というイメージはついていました。その後の拉致勧を受けて、とても雰囲気の良い部活だと感じたので、そこで入部の意志は固まりました。

――その割には入部宣言が遅かった気がしますが…(笑)

正直言うと、あまり早くに入部を決めてしまうのには多少、不安がありました。なので、3週間ある勧誘期間をフルに使って、できるだけ多くの部活を見学してみようと思っていたんです。あと、ゴルフ部はとりわけ豪華な勧誘をしてくださるので、早く入部宣言しちゃうとその勧誘が受けられず損だと思ったからです。(笑)

――なるほど。確かに名物のバーベキューとかもありますしね。

バーベキューは思い返してみても一番楽しかった勧誘イベントでした。全ての部活の中で最大の規模なので、新しく顔を合わせる同級生もたくさんいて、ゴルフ部の勧誘というだけでなく、学年内の横のつながりも広がった一日でした。また、こうした機会を提供してくれたゴルフ部の温かさを強く感じました。

――他の部活の勧誘も結構行っていたとのことですが、どうでしたか?

どの部活も熱心に勧誘してくださり、優しい先輩方のもと、とても良い雰囲気でした。そう言った素敵な先輩方と、勧誘を通じて知り合いになれたので、いろいろと行ってみて良かったと思います。今でも見かけると優しく声をかけて下さる他部活の先輩もいらっしゃるので、ぜひ勧誘期間は多少、疲れていてもいろいろな部活を見るのをオススメします。

――その中で、ゴルフ部の勧誘と他部活との違いは感じましたか?

ゴルフ部は、勧誘に来た人に対して押しすぎないというか、他の部活の良さを認めて、『いろんな部活を見たほうがいいよ』と皆さんが勧めてくださりました。そして最後に自分の意志で入部を決めてくれた人を歓迎するという感じでした。もちろん、部活選びというのは勧誘期間中にしなければいけないので、その時に見えた印象で決めることになるのですが、それでも押しに負けて入部するよりは、ちゃんと自分の意志で選んだ方があとあと後悔しないとぼくも思います。そして、そうやって選んだ部活は、結局自分が求めていた雰囲気にも合致してくるんじゃないかと思います。

ゴルフ部生活1年間を振り返って

――去年の春頃は勉強面が不安だったようですが、実際どうでしたか?

まず高校までの勉強と、大学での勉強は全くの別物だということに気づきました。大学では圧倒的に『自分の時間』が作れるので、やるときはやる、とメリハリをつければ、勉強はそこまで苦でもなかったですね。ゴルフ部の活動は週3日で、オフ期間も長いということで時間の融通は利きやすかったです。

――大学では時間の使い方はどう変わりましたか?

日々の生活は高校の時に比べたら圧倒的に楽しくなりました。高校までは存在しなかった『空きコマ』という概念や、長い夏休み・春休みと、たくさんの自由な時間ができました。ぼくは部活のない月・木曜日には家庭教師のアルバイトもしていますが、せっかく、自分で好きに使える時間なので、趣味などに打ち込むのも良いと思います。また長期休みには家族や友達と過ごす時間もじゅうぶん取れるので、旅行も行けたりしますね。

――ゴルフ部で過ごした一年間の感想は?

正直、医学部ということでかなり勉強の比重が高く、部活は運動不足解消程度だろうと思っていました。しかし実際はかなりゴルフに割く時間も多く、高校の時よりもさらに実力をつけることができました。試合も大学対抗での熱い真剣勝負が繰り広げられ、ぼくも新人戦に出場させていただきましたが、慶應義塾の一員として他大学との対抗戦に出るという状況に、燃える思いを隠し切れませんでした。

――ゴルフ部の雰囲気はどうでしたか?

ぼく、勧誘期からずっと思っていたんですけど、この部活は本当に個性派集団だと思います。(笑)一人ひとりキャラが立っていて、何気ない瞬間にも笑いが起こり、楽しい雰囲気の中活動できていると思います。個性豊かと言っても、みんな好き勝手やっているというわけではなく、部としての結束はめちゃくちゃ強いです。あと、冗談抜きでみんな仲が良いですよね。オフ期間も学年を超えて、自主練に行ったり、食事会をしたりと充実しています。

――自分で言うのもおかしいですが、面白い先輩に囲まれて楽しいですよね(笑)

そうですね、でも先輩たちは面白いだけでなく、ぼくたちに比べるとはるかに勉強面も忙しいはずなのに、そういう辛そうな面とかがあまり見えてこないんですよね。おそらく、ゴルフ部にいると、オフ期間が長いこともあって、自然と自主性が磨かれてくるので、普段からメリハリのついた生活が送れるようになるんだと思います。普段はおちゃらけている先輩が、真面目に勉強している姿もいつか見てみたいですけど。(笑)

――学年関係なく仲が良いのがゴルフ部の良さですが、入学から一年たって交友関係は変わりましたか?

やはり同じ部活の同期は、一緒に過ごす時間も特に長く、かけがえのない仲間というような存在になりました。ただ、医学部は人数が少ないこともあり、基本的にはみんな友達といって良いくらいの距離感です。特に同じクラスであればありとあらゆる授業を一緒に受けることになるので、どんどん仲が深まっていきます。ぼくも大学に入って新しくできた友達と旅行に行ったりしました。

――みんな自然と仲良くなっていくものなのですね。
それでは、ご自身の今後についてはどうですか?

この一年間は大学生活初年度ということもあり、不慣れなことばかりで大変でしたが何とかここまで駆け抜けてきました。今はゴルフ部に入部して本当に良かったと心から思えます。今年の目標としてはやはり支えてくださった先輩方への恩返しということで、東医体をはじめとする各試合に出て活躍したいと思っています。

――最後に・・・。新入生の皆さんへのメッセージをお願いします!

ゴルフ部に入れば経験の有無は関係なく、メキメキと上達することは間違いありません。大学でもこれまでと変わらず、真剣に何かに打ち込み、汗を流し、その先の喜びをみんなで分かち合うことは、熱い青春の1ページとなるだけでなく、豊かな人間性を育むことができるとぼくは思います。そして何を隠そう、ゴルフ部にはそのために最適な環境がすべて揃っています!